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乾
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ほし
ふりがな文庫
“
乾
(
ほし
)” の例文
よく熱病になった時土用の
丑
(
うし
)
の日に
採
(
とっ
)
て
乾
(
ほし
)
て置いたどくだみ草を煎ずるとこういうような色になる。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
闘牛士はみんな、この牛の耳を
乾
(
ほし
)
て貯めてる。これをたくさん持ってるほど名声ある闘牛士だ。ベルモントなんかには、何と素晴らしい牛の
耳
(
オレイハ
)
の
蒐集
(
コレクション
)
があることだろう!
踊る地平線:07 血と砂の接吻
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
乾
(
ほし
)
うどんの入っていた木箱をゆずってもらって、これを三代目の金庫としたが、この金庫も、三日目には、札で、すっかり底が浅くなってしまい、うっかり持ちあげると
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ホツと
吐
(
つき
)
夫より皆々火鉢に寄て雪に
濡
(
ぬれ
)
たる
衣
(
きぬ
)
など
乾
(
ほし
)
ながら郷右衞門云
樣
(
やう
)
斯
(
かく
)
二方樣共首尾能
盜
(
ぬす
)
み出せしゆゑ明日は
必定
(
ひつぢやう
)
御邸
(
おやしき
)
にて尋ね
探
(
さが
)
さん然すれば
豫
(
かね
)
て御邊が此處に住居せらるゝを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
噴水からは、とびきり上等のぶどう酒がふきだしていました。パン屋で一シリングの堅パンひとつ買うと、大きなビスケットを六つ、しかも
乾
(
ほし
)
ぶどうのはいったのを、お
景物
(
けいぶつ
)
にくれました。
旅なかま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
コスモスや影おどるなり
乾
(
ほし
)
むしろ
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
見て氣の
毒
(
どく
)
にや思ひけん
其衣類
(
そのいるゐ
)
では
嘸
(
さぞ
)
かし
難儀
(
なんぎ
)
なるべし
麁末
(
そまつ
)
なれども此方の
衣服
(
いふく
)
を
貸
(
かし
)
申さん其衣類は
明朝
(
みやうてう
)
まで
竿
(
さを
)
にでも掛て
乾
(
ほし
)
玉へと
殘
(
のこ
)
る方なき心切なる
言葉
(
ことば
)
に吉兵衞はます/\
悦
(
よろこ
)
び衣類を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それには山もり
乾
(
ほし
)
ぶどう
まざあ・ぐうす
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“乾”の意味
《名詞》
(いぬい)北西の方角。戌(いぬ)と亥(い)の間であることから。
(出典:Wiktionary)
“乾”の解説
乾(けん)は八卦の一つ。卦の形はであり、三爻がすべて陽。または六十四卦の一つであり、乾為天。乾下乾上で構成される。
(出典:Wikipedia)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“乾”を含む語句
乾燥
乾酪
乾干
乾魚
干乾
乾涸
乾葡萄
乾飯
乾坤
乾物
乾草
乾枯
乾鮭
生乾
乾杯
乾菓子
乾菜
乾田
乾麺麭
乾声
...