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下帶
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したおび
ふりがな文庫
“
下帶
(
したおび
)” の例文
新字:
下帯
下帶
(
したおび
)
一つで曲者を追つかけて外へ飛出すわけにも行かず、飛出したところで刄物も何んにも無し、こんな困つたことは無かつたよ
銭形平次捕物控:264 八五郎の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
含みて夫は
職人衆
(
しよくにんしう
)
の
符號
(
ふちやう
)
にて其なげしと云は
下帶
(
したおび
)
の事なりくぢらとは
鐵釘
(
かなくぎ
)
の事
股引
(
もゝひき
)
をば
蛸
(
たこ
)
と云ふ是れ皆職人衆の
平常
(
つね
)
に云ふ
符號詞
(
ふちやうことば
)
なりと能々
譯
(
わけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
落葉
(
おちば
)
掃
(
は
)
く
樣子
(
やうす
)
をして、
箒
(
はうき
)
を
持
(
も
)
つて
技折戸
(
しをりど
)
から。
一寸
(
ちよつと
)
言添
(
いひそ
)
へる
事
(
こと
)
がある、
此
(
こ
)
の
節
(
せつ
)
、
千助
(
せんすけ
)
は
柔
(
やはら
)
かな
下帶
(
したおび
)
などを
心掛
(
こゝろが
)
け、
淺葱
(
あさぎ
)
の
襦袢
(
じゆばん
)
をたしなんで
薄化粧
(
うすげしやう
)
などをする。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なし又は
下帶
(
したおび
)
鼻紙等迄
(
はなかみとうまで
)
心付
(
こゝろづけ
)
氣
(
き
)
を丈夫に
持給
(
もちたま
)
へ大方物の間違ならんにより
頓
(
やが
)
て清き身體になるべしと力を付などする
中
(
うち
)
彦兵衞は奉行所へこそ引れけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一寸
(
ちよつと
)
言添
(
いひそ
)
へる
事
(
こと
)
がある、
此
(
こ
)
の
頃
(
ごろ
)
から
元二
(
げんじ
)
は
柔
(
やはら
)
かな
下帶
(
したおび
)
などを
心掛
(
こゝろが
)
け、
淺黄
(
あさぎ
)
の
襦袢
(
じゆばん
)
をたしなんで
薄化粧
(
うすげしやう
)
などをする、
尤
(
もつと
)
も
今
(
いま
)
でこそあれ、
其
(
そ
)
の
時分
(
じぶん
)
仲間
(
ちうげん
)
が
顏
(
かほ
)
に
仙女香
(
せんぢよかう
)
を
塗
(
ぬ
)
らうとは
誰
(
たれ
)
も
思
(
おも
)
ひがけないから
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
帶
部首:⼱
11画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕