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ひきし
ふりがな文庫
“ひきし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引緊
61.4%
緊張
18.2%
引締
11.4%
引占
4.5%
庇
2.3%
引〆
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引緊
(逆引き)
其處
(
そこ
)
へ
風呂敷
(
ふろしき
)
を
肱
(
ひぢ
)
なりに
引挾
(
ひつぱさ
)
んだ、
色
(
いろ
)
の
淺黒
(
あさぐろ
)
い、
目
(
め
)
に
張
(
はり
)
のある、きりゝとした
顏
(
かほ
)
の、
鬢
(
びん
)
を
引緊
(
ひきし
)
めて、おたばこ
盆
(
ぼん
)
はまた
珍
(
めづら
)
しい。……
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひきし(引緊)の例文をもっと
(27作品)
見る
緊張
(逆引き)
馬はあらゆる筋肉を
緊張
(
ひきし
)
めて懸命に前へ牽きだそうとするけれど、車台は微塵も動かない。
乞食
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
ひきし(緊張)の例文をもっと
(8作品)
見る
引締
(逆引き)
と、
何処
(
どこ
)
か見当の付かぬ処で、大きなおならの音がした。かの女の
引締
(
ひきし
)
まって居た気持を、急に
飄々
(
ひょうひょう
)
とさせるような
空漠
(
くうばく
)
とした音であった。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ひきし(引締)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
引占
(逆引き)
帯
(
おび
)
引占
(
ひきし
)
めて夫の……といふ
急
(
せ
)
き心で、昨夜待ち明した寝みだれ髪を、
黄楊
(
つげ
)
の
鬢櫛
(
びんくし
)
で掻き上げながら、その
大勝
(
だいかつ
)
のうちはもとより、慌だしく、方々心当りを探し廻つた。
夜釣
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひきし(引占)の例文をもっと
(2作品)
見る
庇
(逆引き)
闇にもそれと見える屋根や
庇
(
ひきし
)
の壊れたところから、車軸のやうに雨は落ちて来てゐた。堂の板敷はすべて水で満たされてあつて、それに、かれの手にした蝋燭が微かに照つた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
ひきし(庇)の例文をもっと
(1作品)
見る
引〆
(逆引き)
脚絆
(
きゃはん
)
を堅く、
草鞋
(
わらじ
)
を
引〆
(
ひきし
)
め、背中へ十文字に
引背負
(
ひっしょ
)
った、四季の
花染
(
はなぞめ
)
の
熨斗目
(
のしめ
)
の
紋着
(
もんつき
)
、
振袖
(
ふりそで
)
が
颯
(
さっ
)
と
山颪
(
やまおろし
)
に
縺
(
もつ
)
れる中に、女の
黒髪
(
くろかみ
)
がはらはらと
零
(
こぼ
)
れていた。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひきし(引〆)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
ひきしま
おお
かくま
かげ
かば
かぼ
きず
ひさし
びさし
ひっしま