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はてい
ふりがな文庫
“はてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
波底
33.3%
波威
33.3%
破涕
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
波底
(逆引き)
甲板
(
かんぱん
)
は
自然
(
しぜん
)
に
閉
(
と
)
ぢ、
水煙
(
すいゑん
)
空
(
そら
)
に
飛
(
と
)
ぶよと
見
(
み
)
えし、
艇
(
てい
)
は
忽然
(
こつぜん
)
波底
(
はてい
)
に
沈
(
しづ
)
み、
沈
(
しづ
)
んでは
浮
(
うか
)
び、
浮
(
うか
)
んでは
沈
(
しづ
)
み、
右
(
みぎ
)
に、
左
(
ひだり
)
に、
前
(
まへ
)
に、
後
(
うしろ
)
に、
神出鬼沒
(
しんしゆつきぼつ
)
の
活動
(
くわつどう
)
は、げにや
天魔
(
てんま
)
の
業
(
わざ
)
かと
疑
(
うたが
)
はるゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
瞻
(
なが
)
むれば一
隻
(
せき
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
轟然
(
ごうぜん
)
たる
響
(
ひゞき
)
諸共
(
もろとも
)
に、
船底
(
せんてい
)
微塵
(
みぢん
)
に
碎
(
くだ
)
け、
潮煙
(
てうゑん
)
飛
(
と
)
んで
千尋
(
ちひろ
)
の
波底
(
はてい
)
に
沈
(
しづ
)
み
去
(
さ
)
つた、つゞいて
起
(
おこ
)
る
大紛擾
(
だいふんじやう
)
、
一艘
(
いつそう
)
は
船尾
(
せんび
)
逆立
(
さかだ
)
ち
船頭
(
せんとう
)
沈
(
しづ
)
んで、
惡魔印
(
あくまじるし
)
の
海賊旗
(
かいぞくき
)
は、
二度
(
にど
)
、
三度
(
さんど
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はてい(波底)の例文をもっと
(1作品)
見る
波威
(逆引き)
况
(
いわ
)
んや
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は、
波威
(
はてい
)
に
沈降
(
ちんかう
)
する
事
(
こと
)
三十
呎
(
フヒート
)
乃至
(
ないし
)
五十
呎
(
フヒート
)
、
其
(
その
)
潜行
(
せんかう
)
を
持續
(
ぢぞく
)
し
得
(
う
)
る
時間
(
じかん
)
は
無制限
(
むせいげん
)
であるから、
一度
(
ひとたび
)
此
(
この
)
軍艇
(
ぐんてい
)
に
睥睨
(
にら
)
まれたる
軍艦
(
ぐんかん
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はてい(波威)の例文をもっと
(1作品)
見る
破涕
(逆引き)
アヽ降誕ト訃来ト五十四年ヲ隔ツトイヘドモソノ地
相距
(
あいへだた
)
ルコト百歩ニ過ギズ。コレガタメニ悲感更ニ深シ。
浄几
(
じょうき
)
明水ヲ設ケ灯ヲ点ジ香ヲ
焚
(
た
)
キ
破涕
(
はてい
)
コレヲ記ス。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はてい(破涕)の例文をもっと
(1作品)
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