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はうろく
語句 | 割合 |
焙烙 | 60.0% |
炮烙 | 20.0% |
炮砥 | 20.0% |
彼は
只一つでも
善いから
始終汁の
中で
必ずくつ/\と
煮て
欲しかつた。
然しそれは
一同で
祝ふ
時のみで、それさへ
卯平が
只獨ゆつくりと
味ふには
焙烙に
乘せる
分量が
餘りに
足らなかつた。
四十
文にて
買炮烙にて是を
煎金紙に包み
鄭重らしくしてお
常に密と
渡しければお常は
喜び
金子を玄柳に
遣しお
熊倶々厚く禮を
皆さんはお
通夜のお
方か、おや/\
物騒だな、
通夜の
坊さんが
酒に
酔倒れて
居る、
炮砥に
線香をどつさり
差して、一
本花に
枕団子旧弊だね、
是から思ふと
地獄の
方が
余程開けた。と
云ふお話で。