“にひやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二百66.7%
二錢33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弦月丸げんげつまる萬山ばんざんくづるゝがごとひゞきとも左舷さげん傾斜かたむいた。途端とたんおこ大叫喚だいけうくわん二百にひやく船員せんゐんくるへる甲板かんぱんへ、數百すうひやく乘客じやうきやく一時いちじ黒雲くろくもごと飛出とびだしたのである。
緯度いど一度いちどすゝむごとに攝氏せつしやく一度いちどづゝ温度おんどくだりますが、高山こうざんではおよそ百五十ひやくごじゆうめーとるから二百にひやくめーとるのぼるたびに攝氏せつし一度いちどぐらゐ、温度おんどひくくなり、のぼればのぼるほどさむさをくはへます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ひやく二百にひやく目腐めくさがねはおまへにもあげるよ。
金鍔きんつば二錢にひやく四個よんこあつた。四海しかいなみしづかにしてくるまうへ花見はなみのつもり。いやうもはなしにならぬ。が意氣いきもつてして少々せう/\工面くめんのいゝ連中れんぢうたれ自動車じどうしや……ゑんタクでもい。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)