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なにさま
ふりがな文庫
“なにさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
何様
68.4%
何樣
31.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何様
(逆引き)
問屋場の前の荷物の積み重ねてあるところは、
何様
(
なにさま
)
かの家来らしい旅の客が栄吉をつかまえて、何か
威
(
おど
)
し文句を並べている。半蔵はすぐにその意味を読んだ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶ
)
りの
妾
(
せふ
)
が帰郷を
聞
(
きゝ
)
て、親戚ども
打寄
(
うちよ
)
りしが、母上よりは
却
(
かへつ
)
て
妾
(
せふ
)
の顔色の常ならぬに驚きて、
何様
(
なにさま
)
尋常
(
じんじやう
)
にてはあらぬらし、医師を迎へよと口々に
勧
(
すゝ
)
め呉れぬ。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
なにさま(何様)の例文をもっと
(13作品)
見る
何樣
(逆引き)
けれども、
其
(
そ
)
の
茶店
(
ちやみせ
)
の
婆
(
ばあ
)
さんは
正
(
しやう
)
のものです。
現
(
げん
)
に、
私
(
わたし
)
が
通
(
とほ
)
り
掛
(
がか
)
りに
沼
(
ぬま
)
の
汀
(
みぎは
)
の
祠
(
ほこら
)
をさして、(あれは
何樣
(
なにさま
)
の
社
(
やしろ
)
でせう。)と
尋
(
たづ
)
ねた
時
(
とき
)
に、(
賽
(
さい
)
の
神樣
(
かみさま
)
だ。)と
云
(
い
)
つて
教
(
をし
)
へたものです。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
やっとの
事
(
こと
)
で、
門閥家
(
もんばつか
)
の、
良
(
よ
)
い
領地有
(
りゃうちもち
)
の、
年
(
とし
)
の
若
(
わか
)
い、
教育
(
けういく
)
も
立派
(
りっぱ
)
な、
何樣
(
なにさま
)
才徳
(
さいとく
)
の
具足
(
ぐそく
)
した
男
(
をとこ
)
は
斯
(
か
)
うもありたいもの、と
望
(
のぞ
)
まるゝ
通
(
とほ
)
りに
出來上
(
できあが
)
ってゐる
婿
(
むこ
)
を
搜
(
さが
)
して、
供給
(
あてが
)
へば、
見
(
み
)
ともない
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
なにさま(何樣)の例文をもっと
(6作品)
見る
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