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てんり
竹屋の
藤は
時節にあらず、
金格子の
東海樓は
通つた
道の
青樓さの、
處で
今日の
腹工合と、
懷中の
都合に
因つて、
天利といふので
午餉にしよう、
其づ
其の
城を
見て
梅とやれ
此
理を以てする時はお
内義さまいつもお内義さまでは
陰中に陽を
抱ずして
天理に
叶ず、をり/\は
夫に
代りて
理屈をいはざれば
家内治ず、さればとて
理屈に
過牝鳥旦をつくれば
これも又家内の
陰陽前後して
天理に
違ふゆゑ家の
亡るもと也。