“青樓”のいろいろな読み方と例文
新字:青楼
読み方割合
おちやや33.3%
せいろう33.3%
ちゃや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹屋たけやふぢ時節じせつにあらず、金格子きんがうし東海樓とうかいろうとほつたみち青樓おちややさの、ところ今日けふ腹工合はらぐあひと、懷中くわいちう都合つがふつて、天利てんりといふので午餉ひるにしよう、しろうめとやれ
城の石垣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
蒼白くき通つた細面で、少し病的な感じではあるにしても、ローランサンの描く——いや/\後の世の浮世繪師うきよゑし喜多川歌麿うたまろが、古今の傑作『青樓せいろう十二時』に寫した、肉の倦怠けんたいと、歡樂の哀愁を
旅籠には飯盛、青樓ちゃやにはさぼし、そういう名称の遊女がいて
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)