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てんじやう
ふりがな文庫
“てんじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
テンジヤウ
語句
割合
天井
75.4%
天上
18.0%
仰塵
1.6%
天空
1.6%
殿上
1.6%
穹窿
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井
(逆引き)
たゞ
自分
(
じぶん
)
が
今
(
いま
)
坐
(
すわ
)
つてゐる
疊
(
たゝみ
)
の
色
(
いろ
)
や、
天井
(
てんじやう
)
の
柾目
(
まさめ
)
や、
床
(
とこ
)
の
置物
(
おきもの
)
や、
襖
(
ふすま
)
の
模樣
(
もやう
)
などの
中
(
なか
)
に、
此
(
この
)
屏風
(
びやうぶ
)
を
立
(
た
)
てて
見
(
み
)
て、
夫
(
それ
)
に、
召使
(
めしつかひ
)
が
二人
(
ふたり
)
がゝりで
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
てんじやう(天井)の例文をもっと
(46作品)
見る
天上
(逆引き)
劇場の中に入ると、女達の心持は一層浮立ち、緞帳の縫取に感心したり、天井を見上て驚嘆したり、棧敷に坐つたまゝ、
天上
(
てんじやう
)
してしまひさうな樣子だつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
てんじやう(天上)の例文をもっと
(11作品)
見る
仰塵
(逆引き)
惜しげもなく投げ入れたる薪は盛に燃えあがりて、烟は
岫
(
しう
)
を出づる雲の如く、
騰
(
のぼ
)
りて黒みたる
仰塵
(
てんじやう
)
に至り、更に又出口を求めて室内をさまよへり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
家裏
(
やぬち
)
を窺ふに、多くは小房なり。門扇上若くは
仰塵
(
てんじやう
)
より光を採りたり。中庭の大さは大抵僅に一小花壇若くは噴水ある一水盤を容るゝに足り、柱廊ありてこれを
繞
(
めぐ
)
れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
てんじやう(仰塵)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
天空
(逆引き)
その折々の空に従つて私は色紙製の星形を箱からとり出して、これを
天空
(
てんじやう
)
にピンで止めて、サソリ座も獅子座も鯨座も難なく現出させてゐた。
ラガド大学参観記:(その一挿話)
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
てんじやう(天空)の例文をもっと
(1作品)
見る
殿上
(逆引き)
あはれ
此程
(
このほど
)
までは
殿上
(
てんじやう
)
の
交
(
まじはり
)
をだに嫌はれし人の子、家の
族
(
やから
)
、今は
紫緋紋綾
(
しひもんりよう
)
に
禁色
(
きんじき
)
を
猥
(
みだり
)
にして、をさ/\傍若無人の
振舞
(
ふるまひ
)
あるを見ても、眉を
顰
(
ひそ
)
むる人だに絶えてなく、夫れさへあるに
衣袍
(
いはう
)
の
紋色
(
もんしよく
)
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
てんじやう(殿上)の例文をもっと
(1作品)
見る
穹窿
(逆引き)
一年中最も樂しい秋の盛岡——大
穹窿
(
てんじやう
)
が無邊際に澄み切つて、空中には一微塵の影もなく、田舍口から入つて來る炭賣薪賣の馬の、冴えた/\鈴の音が、市の
中央
(
まんなか
)
まで
明瞭
(
はつきり
)
響く程透徹であることや
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
てんじやう(穹窿)の例文をもっと
(1作品)
見る
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