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だんじ
語句 | 割合 |
男兒 | 40.0% |
男児 | 20.0% |
談事 | 20.0% |
談次 | 20.0% |
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沈光頂よりひつくりかへりざまに
梯子を
控へたる
綱を
握り、
中空より
一たび
跳返りて
劍を
揮ふと
云へり。それ
飛燕は
細身にしてよく
掌中に
舞ふ、
絶代の
佳人たり。
沈光は
男兒のために
氣を
吐くものか。
つくせや
男児の
本分を、
赤心を
預りし
手形を出せと
店先にて
談事ければ彌太郎も今は
堪忍成難く
其方よりの
訴訟を
待ず此方より訴へんと
云時又々下男長助又七を
尋ね來り
夜前清三郎が云ひし四日市のことを
話しけるにぞ
尚々遺恨を
今日と
成りては
惜しき事をしましたと
談次、先生
遽かに
坐を
起て
椽の方に
出らる。