“しよせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書籍75.0%
書藉25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與吉よきち學校がくかうからかへつてひつそりとしたいへたゞ卯平うへいがむつゝりとしてるのをると威勢ゐせいよくけてたのもしよげて風呂敷包ふろしきづゝみ書籍しよせきをばたりと座敷ざしきげてにはしまふ。卯平うへい
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
會毎くわいごと三人さんにん相談さうだんしてかならつき一度いちど贈品ぞうひん大島小學校おほしませうがくかうおくる、それがかならずしも立派りつぱものばかりではない、筆墨ひつぼくるゐ書籍しよせき圖畫づぐわるゐなどで、オルガン一臺いちだい寄送きそうしたのが一番いちばん金目かねめものであつた。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「しらばつくれて」おつぎはなゝめ脊負せおつた書藉しよせきうへから與吉よきちをぱたとたゝいた。與吉よきちしもしろおほうにはちひさな下駄げたでから/\とらしながらげるやうにけてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)