“寄送”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこ50.0%
きそう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山田の返事に、寺はもとの通り焼けもせず、高さんも無事息災、今は五十一歳の老僧で隠居して居るとて写真など寄送よこしましたが、右の一件も私の二十一歳の時だから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
但しソレについては母が病気だと申遣もうしつかわせと云う御直おじきの厳命がくだったから、もとよりいなむことは出来ず、ただかしこまりましたと答えて、母にもそのよしを話して、ソレカラ従兄が私に手紙を寄送よこして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
會毎くわいごと三人さんにん相談さうだんしてかならつき一度いちど贈品ぞうひん大島小學校おほしませうがくかうおくる、それがかならずしも立派りつぱものばかりではない、筆墨ひつぼくるゐ書籍しよせき圖畫づぐわるゐなどで、オルガン一臺いちだい寄送きそうしたのが一番いちばん金目かねめものであつた。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)