“けんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嶮道22.2%
権道22.2%
県道22.2%
乾道11.1%
剣道11.1%
劍道11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申したほどの嶮道けんどうで、駕籠かごは無理にもどうでしょうかな——その時七十に近い村長が、生れてから、いまだかつて馬というものの村へ入ったのを見たことがなかったのでございますよ。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
遡航そこう氷室ひむろ山の麓は赤松の林と断崖のほそぼそとした嶮道けんどうに沿って右へ右へと寄るのが法とみえる。「これが犬帰いぬがえりでなも」とうしろから赤銅しゃくどうの声がする。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
維新前後の吾身わがみ挙動きょどうは一時の権道けんどうなり、りに和議わぎを講じて円滑えんかつに事をまとめたるは
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
努〻ゆめゆめわが維新いしん挙動きょどうを学んで権道けんどうくべからず、俗にいう武士の風上かざかみにも置かれぬとはすなわちわが一身いっしんの事なり
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
(今日はそうせばとどこまで。)(ええ、とうげまで行って引っかえして来て県道けんどう大船渡おおふなとへ出ようと思います。)
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
達二はみんなと一緒いっしょに、たそがれの県道けんどうを歩いていたのです。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
宋の乾道けんどう七年、縉雲しんうん陳由義ちんゆうぎが父をたずねるためにみんよりこうへ行った。その途中、ちょう州を過ぎた時に、土人からこんな話を聞かされた。
「まったく! あいつは鷲乗わしのりの名人だとは思ったが、剣道けんどうまで、アア上手じょうずだとはゆめにも気がつかなかった」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鞍馬くらまの竹童、剣道けんどうは知らぬが、たんのごとしだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはたいていてつつくつたものでありまして、のち時代じだいよろひ劍道けんどうのおどうたようなものであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)