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きてき
ふりがな文庫
“きてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
汽笛
94.4%
滊笛
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽笛
(逆引き)
機関車
(
きかんしゃ
)
の前へのこのこでてきてにげようともしないので、
汽笛
(
きてき
)
をピイピイ
鳴
(
な
)
らしてやっと
追
(
お
)
いはらったというような話もあった。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
お光も小池と同じやうに、名も知れぬ神の宮の
大銀杏
(
おほいてふ
)
を見上げて言つた。
鵯
(
ひよ
)
が二羽、銀杏の枝から杉の木に飛び移つて、
汽笛
(
きてき
)
のやうな啼き聲を立てた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
きてき(汽笛)の例文をもっと
(34作品)
見る
滊笛
(逆引き)
伊豆通ひの
滊船
(
ふね
)
が、
滊笛
(
きてき
)
を低く
呻吟
(
うな
)
らせて通り過ぎると、その餘波にゆられて、ゆらゆらしながら
佃のわたし
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
丁度
(
ちやうど
)
此時
(
このとき
)
、
甲板
(
かんぱん
)
には十一
時
(
じ
)
半
(
はん
)
を
報
(
ほう
)
ずる七
點鐘
(
てんしよう
)
が
響
(
ひゞ
)
いて、
同時
(
どうじ
)
にボー、ボー、ボーツと
恰
(
あだか
)
も
獅子
(
しゝ
)
の
吼
(
ほ
)
ゆるやうな
滊笛
(
きてき
)
の
響
(
ひゞき
)
、それは
出港
(
しゆつかう
)
の
相圖
(
あひづ
)
で、
吾等
(
われら
)
の
運命
(
うんめい
)
を
托
(
たく
)
する
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
しか
)
るに
彼方
(
かなた
)
怪
(
あやし
)
の
船
(
ふね
)
は
敢
(
あへ
)
て
此
(
この
)
信號
(
しんがう
)
には
應答
(
こた
)
へんともせず、
忽
(
たちま
)
ち
見
(
み
)
る
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
からは、
一導
(
いちだう
)
の
探海電燈
(
サーチライト
)
の
光
(
ひかり
)
閃々
(
せん/\
)
と
天空
(
てんくう
)
を
照
(
てら
)
し、つゞいてサツとばかり、
其
(
その
)
眩
(
まば
)
ゆき
光
(
ひかり
)
を
我
(
わ
)
が
甲板
(
かんぱん
)
に
放
(
な
)
げると
共
(
とも
)
に、
滊笛
(
きてき
)
一二
聲
(
せい
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
きてき(滊笛)の例文をもっと
(2作品)
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