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おぢいさん
ふりがな文庫
“おぢいさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
祖父
66.7%
祖父様
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖父
(逆引き)
二十代や三十代の、
未
(
ま
)
だ血の気の
生々
(
なま/\
)
した頃は、人に隠れて
何程
(
どれほど
)
泣いたか知れないよ、お前の
祖父
(
おぢいさん
)
が
昔気質
(
むかしかたぎ
)
ので、
仮令
(
たとひ
)
祝言
(
しうげん
)
の
盃
(
さかづき
)
はしなくとも、
一旦
(
いつたん
)
約束した上は
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
目下
(
いま
)
持上つてゐる縁談が、
種々
(
いろいろ
)
の事情があつて両親始め
祖父
(
おぢいさん
)
までが折角勧めるけれど、自分では
奈何
(
どう
)
しても
嫁
(
ゆ
)
く気になれない、此心をよく
諒察
(
くみと
)
つて、
好
(
うま
)
く其間に
斡旋
(
あつせん
)
してくれるのは
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「ヘエ、
何処
(
どこ
)
から
其様
(
そんな
)
に人が参りますか」と篠田の
訝
(
いぶ
)
かるを、伯母は事も無げに
首肯
(
うなづ
)
きつ「私の知つとる程の人が、皆な寄つて来るよ、——お前の
阿父
(
おとつさん
)
も来る、
阿母
(
おつかさん
)
も来る、
祖父
(
おぢいさん
)
も
祖母
(
おばあさん
)
も来なさる、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
おぢいさん(祖父)の例文をもっと
(2作品)
見る
祖父様
(逆引き)
あの、
白無垢
(
しろむく
)
に
常夏
(
とこなつ
)
の
長襦袢
(
ながじゆばん
)
、
浅黄
(
あさぎ
)
の
襟
(
ゑり
)
して
島田
(
しまだ
)
に
結
(
ゆ
)
つた、
両
(
りやう
)
の
手
(
て
)
に
秘密
(
ひみつ
)
を
蔵
(
かく
)
した、
絶世
(
ぜつせ
)
の
美人
(
びじん
)
の
像
(
ざう
)
を
刻
(
きざ
)
んだ
方
(
かた
)
は、
貴下
(
あなた
)
の
其
(
そ
)
の
祖父様
(
おぢいさん
)
では
無
(
な
)
いでせうか。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おぢいさん(祖父様)の例文をもっと
(1作品)
見る
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