“おすがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御姿53.3%
御像33.3%
御神姿6.7%
尊容6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わすられぬは我身わがみつみひととがおもへばにくきは君様きみさまなりおこゑくもいや御姿おすがたるもいやればけばさるおもひによしなきむね
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いや、それよりはこれまでのどの仏菩薩の御像おすがたにも似ていないのでございます。別してあの赤裸あかはだか幼子おさなごいだいてるけうとさは、とんと人間の肉を女夜叉にょやしゃのようだとも申しましょうか。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
内部なかはいってホッと一といきつくもなく、たちま産土うぶすな神様かみさま御神姿おすがたがスーッと神壇しんだん奥深おくふかくおあらわれになりました。
おそおおくもわたくしとして、天照大御神様あまてらすおおみかみさままた皇孫命様こうそんのみことさまとうと御神姿おすがたはいたてまつったのはじつにそのとき最初さいしょでございました。
私たちのほんとうの心の姿こそ、あの絵像や、木像に象徴されている菩薩の尊容おすがたなのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)