“あしらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
待遇55.6%
對戰11.1%
會釋11.1%
欵待11.1%
配合11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火は別にとらぬから此方こちへ寄るがよい、と云ひながら重げに鉄瓶を取り下して、属輩めしたにも如才なく愛嬌を汲んでる桜湯一杯、心に花のある待遇あしらひは口に言葉の仇繁きより懐かしきに
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
對戰あしらひかね思はず後退あとずさりなし小石にはたつまづたふるゝを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
流して頼みけれども女房お粂ははな會釋あしらひあれも孝行是も孝行と其たびごとに金を貸ては私どものあご干上ひあがる元々神田に居られし時は不自由もなき身代しんだい成しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
出るや否や下に/\の制止せいし聲々こゑ/″\とゞこほりなく渡邊橋の旅館りよくわんにこそ歸りける今はたれはゞかる者はなく幕は玄關げんくわんひらめき表札は雲にもとゞくべく恰もあさひのぼるが如きいきほひなれば町役人まちやくにんどもは晝夜相詰あひつめいと嚴重げんぢう欵待あしらひなりさて御城代には御墨附おすみつきうつし并びに御短刀おたんたう寸法すんぱふこしらへ迄委敷くはしくしたゝ委細ゐさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
花の家元だけに一草亭は二人の会合を、苅萱かるかやと野菊の配合あしらひ位に軽く思つて、それを一寸取持つてみたいと思つたに過ぎなかつた。一草亭はこれまで色々いろんな草花の配合をして来たが、花は一度だつて