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欵待
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あしらひ
ふりがな文庫
“
欵待
(
あしらひ
)” の例文
出るや否や下に/\の
制止
(
せいし
)
の
聲々
(
こゑ/″\
)
滯
(
とゞこ
)
ほりなく渡邊橋の
旅館
(
りよくわん
)
にこそ歸りける今は
誰
(
たれ
)
憚
(
はゞか
)
る者はなく幕は
玄關
(
げんくわん
)
へ
閃
(
ひらめ
)
き表札は雲にも
屆
(
とゞ
)
くべく恰も
旭
(
あさひ
)
の
昇
(
のぼ
)
るが如き
勢
(
いきほ
)
ひなれば
町役人
(
まちやくにん
)
どもは晝夜
相詰
(
あひつめ
)
いと
嚴重
(
げんぢう
)
の
欵待
(
あしらひ
)
なり
扨
(
さて
)
御城代には
御墨附
(
おすみつき
)
の
寫
(
うつ
)
し并びに
御短刀
(
おたんたう
)
の
寸法
(
すんぱふ
)
拵
(
こしら
)
へ迄
委敷
(
くはしく
)
認
(
したゝ
)
め
委細
(
ゐさい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
欵
部首:⽋
11画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“欵”で始まる語句
欵冬
欵
欵乃
欵苳