“欵乃”の読み方と例文
読み方割合
ふなうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを貞之進は誠にしていつまでも此家ここに居たく、勘定といいたいのが云えずにむずついて居る間に時刻が移り、月高く屋の棟に隠れて、鳴る鐘は浅草の十一時、風に欵乃ふなうたの声も伝わらない
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
欵乃ふなうたひとふし歌ひさして
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)