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『わが幼時の美感』
ふりがな文庫
『
わが幼時の美感
(
わがようじのびかん
)
』
極めて幼き時の美はただ色にありて形にあらず、まして位置、配合、技術などそのほかの高尚なる複雑なる美は固より解すべくもあらず。その色すらなべての者は感ぜず、アツプ(美麗)と嬉しがらるるは必ず赤き花やかなる色に限りたるが如し。乳呑子のともし火を …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「ホトトギス 第二巻第三号」1898(明治31)年12月10日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
入
(
し
)
気遣
(
きづかわ
)
萱草
(
かや
)
湿
(
うるお
)
童
(
わらわ
)
覚
(
さ
)
磨
(
す
)
私
(
わたくし
)
艶
(
えん
)
木履
(
ぽっくり
)
憐
(
あわれ
)
厭
(
いと
)
類
(
たぐ
)
僅
(
わずか
)
稀
(
まれ
)
石榴
(
ざくろ
)
硯
(
すずり
)
石蕗
(
つわぶき
)
餅花
(
もちばな
)
紙雛
(
かみびな
)
羨
(
うらや
)
聳
(
そび
)
芍薬
(
しゃくやく
)
芳芬
(
ほうふん
)
菫
(
すみれ
)
蔓
(
つる
)
薄荷
(
はっか
)
虻
(
あぶ
)
蚕豆
(
そらまめ
)
蝶
(
ちょう
)
豌豆
(
えんどう
)
躍
(
おど
)
掩
(
おお
)
八車
(
やぐるま
)
南瓜
(
かぼちゃ
)
厠
(
かわや
)
妖冶
(
ようや
)
妬
(
ねた
)
小侍
(
こざむらい
)
山吹
(
やまぶき
)
弥生
(
やよい
)
惨酷
(
ざんこく
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
手毬
(
てまり
)
捲
(
ま
)
短冊
(
たんざく
)
摘草
(
つみくさ
)
木瓜
(
ぼけ
)
未申
(
ひつじさる
)
椿
(
つばき
)
毛氈
(
もうせん
)
水盤
(
すいばん
)
漸
(
ようや
)
燄
(
ほのお
)
爛熳
(
らんまん
)
瓦
(
かわら
)
疾
(
と
)
白丁
(
はくちょう
)