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妖冶
ふりがな文庫
“妖冶”の読み方と例文
読み方
割合
ようや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようや
(逆引き)
その
妖冶
(
ようや
)
な
漂
(
ただよ
)
いが、いっそうお十夜の
鬱憤
(
うっぷん
)
をムカつかせて、
所詮
(
しょせん
)
、ただ魔刀の
酬
(
むく
)
いだけではあきたらない気もちと変った。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
淡い
散光
(
ライム
)
の下で昨夜通りの書割の前で、法水はあの
妖冶
(
ようや
)
極まりない野獣——陶孔雀の犯罪顛末を語り始めたのであった。
オフェリヤ殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
その技巧のすばらしさは、録音のよさとともに倍加したが、同時に、濃艶、
妖冶
(
ようや
)
な音も昔に倍加した。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
妖冶(ようや)の例文をもっと
(8作品)
見る
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
冶
常用漢字
中学
部首:⼎
7画
“妖”で始まる語句
妖
妖怪
妖精
妖女
妖艶
妖気
妖術
妖怪変化
妖婦
妖魔
“妖冶”のふりがなが多い著者
野村長一
野村あらえびす
小栗虫太郎
吉川英治
正岡子規
永井荷風
野村胡堂