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飯
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まゝ
ふりがな文庫
“
飯
(
まゝ
)” の例文
「あては面倒な事は嫌ひや。今
直
(
すぐ
)
に御膳を持つて來させるよつて、
飯
(
まゝ
)
喰べたらいんどくんなれや。よろしか。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
さう思ふと、この小さな故郷の村の出来事がいかにも他愛なく、
飯
(
まゝ
)
ごとじみてみえる。
泉
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
処から段々胸へ詰って、
飯
(
まゝ
)
も食べずに泣いてばかり居るから、医者どんも見放し、
大切
(
だいじ
)
の一人娘だから金えぶっ積んでも好いた男なら貰って
遣
(
や
)
りてえが、
他
(
ほか
)
の者では頼まれねえが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうしたえ、
儘
(
まゝ
)
よ/\でもやんねえか
勘次
(
かんじ
)
さん。まゝにならぬとお
鉢
(
はち
)
を
投
(
な
)
げりや
其處
(
そこ
)
らあたりは
飯
(
まゝ
)
だらけだあ、
過多
(
げえ
)
に
六
(
むづ
)
かしいこと
云
(
い
)
ふなえ」
兼
(
かね
)
博勞
(
ばくらう
)
は
米
(
こめ
)
の
飯
(
めし
)
を
掻
(
か
)
つ
込
(
こ
)
みながらいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
『
飯
(
まゝ
)
食つて寢て、飯食つて寢て、大きくなれば和尚さまのやうになれます』
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
かしこにいたり
松明
(
たいまつ
)
をあげてさしのぞき、
遙下
(
はるかした
)
にある
夫
(
をつと
)
にこゑかけ、いかにさむからん
初夜
(
しよや
)
もいつかすぎつらん、もはややめて
皈
(
かへ
)
り玉へ、
飯
(
まゝ
)
もあたゝかにして酒ももとめ
置
(
おき
)
たり、いざかへり玉ヘ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「一と休みしろ、よ、
飯
(
まゝ
)
でも
喰
(
く
)
へや」
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
“飯”の意味
《名詞》
(めし)米を炊くなど原形を残して調理したもの。
(めし)食事。
(めし)食事をとること。
(出典:Wiktionary)
“飯”の解説
飯(めし)は、イネ科の穀物全般、とくに米へ水を加えて煮たり蒸したりして炊(焚)いた食品。
(出典:Wikipedia)
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“飯”を含む語句
夕飯
朝飯
御飯
昼飯
飯櫃
強飯
午飯
赤飯
握飯
飯炊
晝飯
噴飯
飯粒
家常茶飯
乾飯
朝飯前
茶飯
白飯
飯事
冷飯
...