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かんとう
ふりがな文庫
“
関東
(
かんとう
)” の例文
旧字:
關東
ここから
関東
(
かんとう
)
平野を一気に千メートル登ろうという碓氷峠の、アプト式鉄道の小刻みな振動を背筋に感じながら、私は読みさしの本をわきに伏せた。
浴槽
(新字新仮名)
/
大坪砂男
(著)
九
月
(
がつ
)
一日
(
ついたち
)
の
大地震
(
おおじしん
)
のために、
東京
(
とうきょう
)
・
横浜
(
よこはま
)
、この二つの
大
(
おお
)
きな
都市
(
とし
)
をはじめ、
関東
(
かんとう
)
一
帯
(
たい
)
の
建物
(
たてもの
)
は、あるいは
壊
(
こわ
)
れたり、あるいは
焼
(
や
)
けたりしてしまいました。
子供と馬の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
何
(
なに
)
をからすはいっているのか
知
(
し
)
らんと
思
(
おも
)
って、
童子
(
どうじ
)
は
例
(
れい
)
のふしぎな
玉
(
たま
)
を
耳
(
みみ
)
に
当
(
あ
)
てますと、このからすは
東
(
ひがし
)
の
方
(
ほう
)
から
来
(
き
)
た
関東
(
かんとう
)
のからすと、
西
(
にし
)
の
方
(
ほう
)
から
来
(
き
)
た
京都
(
きょうと
)
のからすでした。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
はやくも見こんでいるとおり、後年
太閤
(
たいこう
)
が
阿弥陀峰頭
(
あみだほうとう
)
の土と
化
(
か
)
してのち、
孤立
(
こりつ
)
の
大坂城
(
おおさかじょう
)
をひとりで
背負
(
せお
)
って、
関東
(
かんとう
)
の
老獪将軍
(
ろうかいしょうぐん
)
大御所
(
おおごしょ
)
の
肝
(
きも
)
をしばしば
冷
(
ひ
)
やした、
稀世
(
きせい
)
の
大軍師
(
だいぐんし
)
真田幸村
(
さなだゆきむら
)
とは
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
関東
(
かんとう
)
の
空
(
そら
)
は、これから
青空
(
あおぞら
)
つづきだと
聞
(
き
)
いたが、
日本海岸
(
にほんかいがん
)
と、
太平洋岸
(
たいへいようがん
)
とでは、それほど
相違
(
そうい
)
があるのだろうか。
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
京都
(
きょうと
)
のからすは
関東
(
かんとう
)
のからすに
向
(
む
)
かって、このごろ
都
(
みやこ
)
で
見
(
み
)
て
来
(
き
)
た
話
(
はなし
)
をしました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そこで
京都
(
きょうと
)
のからすは、
関東
(
かんとう
)
のからすと
顔
(
かお
)
を
見合
(
みあ
)
わせて、あざけるように、かあかあと
笑
(
わら
)
いました。そしてまた
関東
(
かんとう
)
のからすは
東
(
ひがし
)
へ、
京都
(
きょうと
)
のからすは
西
(
にし
)
へ、
別
(
わか
)
れて
飛
(
と
)
んでいってしまいました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“関東”の意味
《名詞》
関東(かんとう)
ある国において、著名な関所の東部に位置する地域の名称。
(出典:Wiktionary)
“関東”の解説
関東(かんとう)とは、日本の中の、特定の地域・地方を指す言葉・概念である。
(出典:Wikipedia)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
“関東”で始まる語句
関東煮
関東平野
関東気質
関東倶楽部