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部隊
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ぶたい
ふりがな文庫
“
部隊
(
ぶたい
)” の例文
たちまち
黒
(
くろ
)
けむりの
中
(
なか
)
から
火
(
ひ
)
ばしらが
上
(
あ
)
がり、
万山
(
ばんざん
)
は
鳴動
(
めいどう
)
しました。これより
早
(
はや
)
く、
秀作
(
しゅうさく
)
さんの
部隊
(
ぶたい
)
は、
敵陣地
(
てきじんち
)
目
(
め
)
がけて
突進
(
とっしん
)
していたのです。
しらかばの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
防衛軍
(
ぼうえいぐん
)
の主力がいないことはたしかですが、といって、るす
部隊
(
ぶたい
)
が
戦
(
たたか
)
いもしないで
降参
(
こうさん
)
するとは考えられません。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「こちらは、○○
野戦放送局
(
やせんほうそうきょく
)
です。いま○○
部隊
(
ぶたい
)
が、○○へ
向
(
む
)
かって、
進軍
(
しんぐん
)
の
準備
(
じゅんび
)
に
忙
(
いそが
)
しいのであります。その
状況
(
じょうきょう
)
をおききとりください。」
夜の進軍らっぱ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
話
(
はなし
)
かわって、こちらは、
戦場
(
せんじょう
)
であります。
敵
(
てき
)
は、
手
(
て
)
ごわくわが
軍
(
ぐん
)
の
前進
(
ぜんしん
)
をさまたげている。
忠
(
ちゅう
)
一の
部隊
(
ぶたい
)
は、クリークをへだてて、その
敵
(
てき
)
と
向
(
む
)
かいあっていました。
赤土へくる子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
上陸
(
じょうりく
)
すると、すぐに、
彼
(
かれ
)
の
部隊
(
ぶたい
)
は、
前線
(
ぜんせん
)
に
出動
(
しゅつどう
)
を
命
(
めい
)
ぜられました。そこでは、
激
(
はげ
)
しい
戦闘
(
せんとう
)
が
開始
(
かいし
)
された。
大砲
(
たいほう
)
の
音
(
おと
)
は
山野
(
さんや
)
を
圧
(
あっ
)
し、
銃弾
(
じゅうだん
)
は、一
本
(
ぽん
)
残
(
のこ
)
さず
草
(
くさ
)
を
飛
(
と
)
ばして
雨
(
あめ
)
のごとく
降
(
ふ
)
り
注
(
そそ
)
いだ。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そして、それがじつに
悲壮
(
ひそう
)
なものであったことは、このほど
帰還
(
きかん
)
した
兵士
(
へいし
)
の
口
(
くち
)
からくわしく
伝
(
つた
)
えられたのであります。その
兵隊
(
へいたい
)
さんは、
同
(
おな
)
じ
部隊
(
ぶたい
)
で、
徳歳
(
とくぞう
)
さんのことをよく
知
(
し
)
っていました。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“部隊”の意味
《名詞》
部 隊(ぶたい)
軍の一組織。
共通の目的を持つ集団。
(出典:Wiktionary)
“部隊”の解説
部隊(ぶたい)は、元々は軍隊などの作戦行動の基本的な単位を表すが、自衛隊では機関と区別して部隊を編制している。現代では警察、消防、民間警備会社などの組織においても小規模な数名の班などにも名称として使われる。また、営業部隊、炊き出し部隊など組織の有無や規模の大小に関係なく共通する目的で、集団で行動する人々を部隊と称することがある。
(出典:Wikipedia)
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
隊
常用漢字
小4
部首:⾩
12画
“部隊”で始まる語句
部隊長