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賓客
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まらうど
ふりがな文庫
“
賓客
(
まらうど
)” の例文
他
(
た
)
の
數多
(
あまた
)
の
賓客
(
まらうど
)
は
女王樣
(
ぢよわうさま
)
のお
留守
(
るす
)
につけこんで、
樹蔭
(
こかげ
)
に
息
(
やす
)
んで
居
(
を
)
りました、が、
女王樣
(
ぢよわうさま
)
のお
姿
(
すがた
)
を
拜
(
はい
)
するや
否
(
いな
)
や、
急
(
いそ
)
いで
復
(
ま
)
た
競技
(
ゲーム
)
に
取
(
と
)
りかゝりました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
こは老侯の喜び給ふところにあらざりしなり。家の常の
賓客
(
まらうど
)
、その他われを愛すといふ人々には、おの/\その理想ありて、われを測るにその
合理想
(
がふりさう
)
の尺度をもてす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
知りたまふや、
賓客
(
まらうど
)
よ
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
次
(
つぎ
)
に
來
(
き
)
たのは
多
(
おほ
)
くの
賓客
(
まらうど
)
で、
大抵
(
たいてい
)
は
王樣
(
わうさま
)
と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
とで、その
中
(
なか
)
に
愛
(
あい
)
ちやんは
白兎
(
しろうさぎ
)
の
居
(
ゐ
)
るのを
看
(
み
)
て
取
(
と
)
りました、それはさも
忙
(
いそが
)
しさうに、
氣短
(
きみじ
)
がに
話
(
はな
)
しながら、
云
(
い
)
はれる
事々
(
こと/″\
)
に
笑
(
わら
)
ひ
興
(
きよう
)
じて
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
賓客
(
まらうど
)
よ、君を迎へて
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
女王樣
(
ぢよわうさま
)
が
其
(
そ
)
の
不幸
(
ふかう
)
な
賓客
(
まらうど
)
を
死刑
(
しけい
)
にせよと
命
(
せい
)
ぜられる
金切聲
(
かなきりごゑ
)
も
聞
(
きこ
)
えました——も
一度
(
いちど
)
豚
(
ぶた
)
の
仔
(
こ
)
が
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
の
膝
(
ひざ
)
に
居
(
ゐ
)
て
嚏
(
くさめ
)
をし、
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
、
皿小鉢
(
さらこばち
)
が
其
(
そ
)
の
周
(
まは
)
りに
碎
(
くだ
)
けました——
再
(
ふたゝ
)
びグリフォンの
叫
(
さけ
)
び
聲
(
ごゑ
)
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
賓客
(
まらうど
)
よ
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“賓客”の意味
《名詞》
大事な客人。
(出典:Wiktionary)
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“賓客”で始まる語句
賓客等