賓客まらうど)” の例文
數多あまた賓客まらうど女王樣ぢよわうさまのお留守るすにつけこんで、樹蔭こかげやすんでりました、が、女王樣ぢよわうさまのお姿すがたはいするやいなや、いそいで競技ゲームりかゝりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
こは老侯の喜び給ふところにあらざりしなり。家の常の賓客まらうど、その他われを愛すといふ人々には、おの/\その理想ありて、われを測るにその合理想がふりさうの尺度をもてす。
知りたまふや、賓客まらうど
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
つぎたのはおほくの賓客まらうどで、大抵たいてい王樣わうさま女王樣ぢよわうさまとで、そのなかあいちやんは白兎しろうさぎるのをりました、それはさもいそがしさうに、氣短きみじがにはなしながら、はれる事々こと/″\わらきようじて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
賓客まらうどよ、君を迎へて
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
女王樣ぢよわうさま不幸ふかう賓客まらうど死刑しけいにせよとせいぜられる金切聲かなきりごゑきこえました——も一度いちどぶた公爵夫人こうしやくふじんひざくさめをし、あひだ皿小鉢さらこばちまはりにくだけました——ふたゝびグリフォンのさけごゑ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
賓客まらうど
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)