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誕生日
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たんじやうび
ふりがな文庫
“
誕生日
(
たんじやうび
)” の例文
其
(
そ
)
の
年
(
とし
)
押詰
(
おしつま
)
つて
師走
(
しはす
)
の
幾日
(
いくにち
)
かは、
當邸
(
たうやしき
)
の
御前
(
ごぜん
)
、
服部式部
(
はつとりしきぶ
)
どの
誕生日
(
たんじやうび
)
で、
邸中
(
やしきぢう
)
とり/″\
其
(
そ
)
の
支度
(
したく
)
に
急
(
いそ
)
がしく、
何
(
なん
)
となく
祭
(
まつり
)
が
近
(
ちか
)
づいたやうにさゞめき
立
(
た
)
つ。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
安
(
やす
)
い
贈物
(
おくりもの
)
だ!』と
愛
(
あい
)
ちやんは
思
(
おも
)
ひました。『
私
(
わたし
)
は
誕生日
(
たんじやうび
)
に
此麽
(
こんな
)
吝
(
けち
)
な
贈物
(
おくりもの
)
をして
貰
(
もら
)
ひたくない!』
併
(
しか
)
し
愛
(
あい
)
ちやんは
敢
(
あへ
)
てそれを
聲
(
こゑ
)
に
出
(
だ
)
して
言
(
い
)
ひませんでした。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
其
(
そ
)
の
年
(
とし
)
寛政
(
くわんせい
)
十
年
(
ねん
)
、
押詰
(
おしつま
)
つて
師走
(
しはす
)
の
幾日
(
いくにち
)
かは
當邸
(
たうてい
)
の
御前
(
ごぜん
)
服部式部
(
はつとりしきぶ
)
どの
誕生日
(
たんじやうび
)
とあつて、
邸中
(
やしきぢう
)
が、とり/″\
其
(
そ
)
の
支度
(
したく
)
に
急
(
いそ
)
がしく
何
(
なん
)
となく
祭
(
まつり
)
が
近
(
ちかづ
)
いたやうにさゞめき
立
(
た
)
つ。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
時
(
とき
)
に
御新姐
(
ごしんぞ
)
は
日
(
ひ
)
が
短
(
みじか
)
い
時分
(
じぶん
)
の
事
(
こと
)
、
縁
(
えん
)
の
端近
(
はしぢか
)
へ
出
(
で
)
て、
御前
(
ごぜん
)
の
誕生日
(
たんじやうび
)
には
夫
(
をつと
)
が
着換
(
きか
)
へて
出
(
で
)
ようと
云
(
い
)
ふ、
紋服
(
もんぷく
)
を、
又
(
また
)
然
(
さ
)
うでもない、しつけの
絲
(
いと
)
一筋
(
ひとすぢ
)
も
間違
(
まちが
)
はぬやう、
箪笥
(
たんす
)
から
出
(
だ
)
して、
目
(
め
)
を
通
(
とほ
)
して
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
御新造
(
ごしんぞ
)
は
日
(
ひ
)
が
短
(
みじか
)
い
時分
(
じぶん
)
の
事
(
こと
)
、
縁
(
えん
)
の
端近
(
はしぢか
)
へ
出
(
で
)
て、
御前
(
ごぜん
)
が
誕生日
(
たんじやうび
)
には
着換
(
きか
)
へて
出
(
で
)
ようと
云
(
い
)
ふ、
紋服
(
もんぷく
)
を、
又
(
また
)
然
(
さ
)
うでもない、しつけの
絲
(
いと
)
一筋
(
ひとすぢ
)
も
間違
(
まちが
)
ひのないやうに、
箪笥
(
たんす
)
から
出
(
だ
)
して、
目
(
め
)
を
通
(
とほ
)
して
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“誕生日”の解説
誕生日(たんじょうび)は、特定の人の生まれた日、あるいは、毎年迎える誕生の記念日のこと。派生的に、動物・物・サービスなどにも用いる場合がある。「○年○月○日」のような「年」の部分をつけてある特定の人などの誕生の日を示すこともあれば、単に「○月○日」のみで記念日を示すこともある。前者の「○年○月○日」の用法は、生年月日(せいねんがっぴ)と同義。
一般に、人は誕生日を迎えると1歳年齢を加えるものと考えられているが、法的な基準とは若干異なる(後述)。対義語は命日。
(出典:Wikipedia)
誕
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“誕生”で始まる語句
誕生
誕生仏
誕生寺
誕生会
誕生身