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西北
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せいほく
ふりがな文庫
“
西北
(
せいほく
)” の例文
まさに、
日
(
ひ
)
はくれようとしていました。そして、はるか
西北
(
せいほく
)
の、だいだい
色
(
いろ
)
の
空
(
そら
)
に、むらさき
色
(
いろ
)
をしたひとつづきの
山脈
(
さんみゃく
)
が、
頭
(
あたま
)
をならべていました。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
西北
(
せいほく
)
の
空
(
そら
)
からどっと
吹
(
ふ
)
き
寄
(
よ
)
せる
疾風
(
はやて
)
、
見
(
み
)
る
見
(
み
)
る
船
(
ふね
)
はグルリと
向
(
む
)
きをかえ、
人々
(
ひとびと
)
は
滝
(
たき
)
なす
飛沫
(
しぶき
)
を一ぱいに
浴
(
あ
)
びました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
糸崎行
(
いとざきゆき
)
——お
恥
(
はづ
)
かしいが、
私
(
わたし
)
に
其
(
そ
)
の
方角
(
はうがく
)
が
分
(
わか
)
らない。
棚
(
たな
)
の
埃
(
ほこり
)
を
拂
(
はら
)
ひながら、
地名辭典
(
ちめいじてん
)
の
索引
(
さくいん
)
を
繰
(
く
)
ると、
糸崎
(
いとざき
)
と
言
(
い
)
ふのが
越前國
(
ゑちぜんのくに
)
と
備前國
(
びぜんのくに
)
とに
二
(
に
)
ヶ
所
(
しよ
)
ある。
私
(
わたし
)
は
東西
(
とうざい
)
、いや
西北
(
せいほく
)
に
迷
(
まよ
)
つた。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼
(
かれ
)
の
生
(
う
)
まれた
町
(
まち
)
は、
小
(
ちい
)
さな
狭
(
せま
)
い
町
(
まち
)
でした。
火
(
ひ
)
の
見
(
み
)
やぐらの
頂
(
いただき
)
に、
風車
(
ふうしゃ
)
がついていて、
風
(
かぜ
)
の
方向
(
ほうこう
)
を
示
(
しめ
)
すのであるが、
西北
(
せいほく
)
から
吹
(
ふ
)
くときは、
天気
(
てんき
)
がつづいたのであります。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“西北”の意味
《名詞》
西北(せいほく)
北と西の中間の方位。
(出典:Wiktionary)
“西北(
北西
)”の解説
北西(ほくせい)は、8方位の1つ。古くは西北(せいほく)といった。北と西の中間で、方位角は315°である。反対の方位は南東。
南北を先にする表し方は西洋からの習慣であり、東西を先にする表し方は東洋からの習慣である。
(出典:Wikipedia)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
“西北”で始まる語句
西北風
西北原
西北方
西北詰
西北隅
西北条郡
西北大津道横須賀道