“北西”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくせい75.0%
きたにし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、オヤユビくんが見つかっても見つからなくても、ともかく二日さがしたら、北西ほくせいスモーランドのターベルイという山のいただきでおちあうことにきめました。
そのうち、きゅうにあたりがざわざわとしてきました。おどろいてけてまわしますと、いままで、さえていたつきおもてには、くもがかかって北西ほくせいほうから、さむかぜいてくるのでした。
春になる前夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……さきへ/\、くのは、北西きたにしいちはうで、あとから/\、るのは、東南ひがしみなみ麹町かうぢまち大通おほどほりはうからである。かずれない。みち濡地ぬれつちかわくのが、あき陽炎かげろふのやうに薄白うすじろれつゝ、ほんのりつ。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)