補充ほじう)” の例文
そこで外貨國債ぐわいくわこくさい利拂資金りばらひしきんとして、また我國全體わがくにぜんたい對外的たいぐわいてき支拂資金しはらひしきんとして、在外正貨ざいぐわいせいくわ補充ほじうつとめたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
ネープルスかうから海路かいろすう多島海たたうかいぎ、地中海ちちゆうかいり、ポートセツトにて石炭せきたんおよ飮料水ゐんりようすゐ補充ほじうして、それより水先案内みづさきあんないをとつてスエスの地峽ちけう
不足ふそくてん適當てきたう外語ぐわいごもつ補充ほじうするのはつかへないが、ゆゑなく舊來きうらい成語せいごてゝ外國語ぐわいこくご濫用らんようするのは、すなはみづからおのれを侮辱ぶじよくするもので、もつてのほか妄擧まうきよである。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
口を開けたばかりのなだの銘酒の補充ほじうに、一と走り駒形まで歸りました。
これたいする對策たいさく如何いかんふと、海外かいぐわいかねりて在外資金ざいぐわいしきん補充ほじうはかるか、外國ぐわいこくからものへらす、すなは輸入超過ゆにふてうくわへらすか二つに一つしかないのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
爲替かはせ急激きふげきなる低落ていらくくすることが出來できるとふことになるのであるから、在外正貨ざいぐわいせいくわ補充ほじうはかるとふことは、左樣さやう意味いみおい經濟界けいざいかい非常ひじやう利益りえきあたへる、とかんがへたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)