蔭様かげさま)” の例文
誠にとんだ負傷けがいたしまして……うも相済あいすみませぬことでございます、お蔭様かげさま父子おやこの者が助かります、はい/\……。
蔭様かげさまでそうした修行しゅぎょう結果けっかわたくし統一とういつ以前いぜんにましてずっとふかまり、ものるにも、あれからたいへんにらくになったように、自分じぶんにもかんじられてまいりました。
この容子ようすじゃおれの天麩羅てんぷら団子だんごの事も知ってるかも知れない。厄介やっかいな所だ。しかしお蔭様かげさまでマドンナの意味もわかるし、山嵐と赤シャツの関係もわかるし大いに後学になった。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「孫伍長は元気であります。お蔭様かげさまで、もう心残りはないのであります」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
「お蔭様かげさまで災難を、」
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ういたしましてお蔭様かげさまで助かりましてございます。女「そこにがありますよ、焚付たきつけがありますから。囲炉裡ゐろりなか枯木かれきれフーツとくとどつとあがりました。 ...
「有難う御座います。お蔭様かげさまで安心して行けます」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
婆「お蔭様かげさまで、わたくしはお嬢様のおちいさい時分からお側にいて、お気性も知って居りますのになんとも仰しゃらず、やっと此の間分ったので殿様に御苦労をかけました、誠に有がとうございます」