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蔭様
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かげさま
ふりがな文庫
“
蔭様
(
かげさま
)” の例文
誠にとんだ
負傷
(
けが
)
を
致
(
いた
)
しまして……
何
(
ど
)
うも
相済
(
あいす
)
みませぬことでございます、お
蔭様
(
かげさま
)
で
父子
(
おやこ
)
の者が助かります、はい/\……。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
蔭様
(
かげさま
)
でそうした
修行
(
しゅぎょう
)
の
結果
(
けっか
)
、
私
(
わたくし
)
の
統一
(
とういつ
)
は
以前
(
いぜん
)
にましてずっと
深
(
ふか
)
まり、
物
(
もの
)
を
視
(
み
)
るにも、あれから
大
(
たい
)
へんに
楽
(
らく
)
になったように、
自分
(
じぶん
)
にも
感
(
かん
)
じられてまいりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
この
容子
(
ようす
)
じゃおれの
天麩羅
(
てんぷら
)
や
団子
(
だんご
)
の事も知ってるかも知れない。
厄介
(
やっかい
)
な所だ。しかしお
蔭様
(
かげさま
)
でマドンナの意味もわかるし、山嵐と赤シャツの関係もわかるし大いに後学になった。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「孫伍長は元気であります。お
蔭様
(
かげさま
)
で、もう心残りはないのであります」
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
「お
蔭様
(
かげさま
)
で災難を、」
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
何
(
ど
)
ういたしましてお
蔭様
(
かげさま
)
で助かりましてございます。女「そこに
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
がありますよ、
焚付
(
たきつけ
)
がありますから。
囲炉裡
(
ゐろり
)
の
中
(
なか
)
に
枯木
(
かれき
)
を
入
(
い
)
れフーツと
吹
(
ふ
)
くとどつと
燃
(
も
)
え
上
(
あが
)
りました。 ...
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「有難う御座います。お
蔭様
(
かげさま
)
で安心して行けます」
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
婆「お
蔭様
(
かげさま
)
で、
私
(
わたくし
)
はお嬢様のお
少
(
ちい
)
さい時分からお側にいて、お気性も知って居りますのに
何
(
なん
)
とも仰しゃらず、
漸
(
やっ
)
と此の間分ったので殿様に御苦労をかけました、誠に有がとうございます」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“蔭”で始まる語句
蔭
蔭口
蔭間
蔭日向
蔭乍
蔭言
蔭干
蔭膳
蔭影
蔭身