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絶體絶命
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ぜつたいぜつめい
ふりがな文庫
“
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)” の例文
新字:
絶体絶命
私
(
わたくし
)
はハツト
思
(
おも
)
つて
一時
(
いちじ
)
は
遁出
(
にげだ
)
さうとしたが、
今更
(
いまさら
)
遁
(
に
)
げたとて
何
(
なん
)
の
甲斐
(
かひ
)
があらう、もう
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
と
覺悟
(
かくご
)
した
時
(
とき
)
、
猛狒
(
ゴリラ
)
はすでに
目前
(
もくぜん
)
に
切迫
(
せつぱく
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
惡者共は七八人
裏手
(
うらて
)
へ廻り立
挾
(
はさ
)
み前後より追迫るにぞ半四郎は
彌々
(
いよ/\
)
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
畑
(
はた
)
の
縁
(
ふち
)
なる
榛
(
はん
)
の木をヤツと聲かけ
根限
(
ねこぎ
)
になしサア來れと身構へたり之を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
併しながら今や
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
の場合となつて、何方とも身の振方を付けなければならぬ
破目
(
はめ
)
に押付けられてゐる。で
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
あゝ
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
……
然
(
さ
)
うだ。
何時
(
いつ
)
か
貴方
(
あなた
)
は
露西亞
(
ロシヤ
)
には
哲學
(
てつがく
)
は
無
(
な
)
い、
然
(
しか
)
し
誰
(
たれ
)
も、
彼
(
かれ
)
も、
丁斑魚
(
めだか
)
でさへも
哲學
(
てつがく
)
をすると
有仰
(
おつしや
)
つたつけ。
然
(
しか
)
し
丁斑魚
(
めだか
)
が
哲學
(
てつがく
)
をすればつて、
誰
(
だれ
)
にも
害
(
がい
)
は
無
(
な
)
いのでせう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
扨又大岡越前守殿には文右衞門一件
段々
(
だん/\
)
吟味
(
ぎんみ
)
の
末
(
すゑ
)
下谷車坂町六兵衞
店
(
たな
)
藤助の兄弟を
呼出
(
よびいだ
)
されしかば久兵衞は
彌々
(
いよ/\
)
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
と
覺悟
(
かくご
)
は
爲
(
する
)
ものゝ又何とか
言拔
(
いひぬけ
)
んと心に
工夫
(
くふう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
『
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
!。』と
一同
(
いちどう
)
は
嘆息
(
たんそく
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
出さんとすれ共我も
油斷
(
ゆだん
)
なく往來の人に交る故其難は
免
(
のが
)
れたれども
今宵
(
こよひ
)
一夜が
絶體絶命
(
ぜつたいぜつめい
)
明日は古郷へ五里
許
(
ばか
)
りの處なり今夜を
過
(
すご
)
せば明日は
安堵
(
あんど
)
いたすべし何卒今宵の大難を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
體
部首:⾻
23画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画