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筆法
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ひつぱふ
ふりがな文庫
“
筆法
(
ひつぱふ
)” の例文
日本人
(
にほんじん
)
が
歐文
(
おうぶん
)
を
飜譯
(
ほんやく
)
するとき、
年紀
(
ねんき
)
や
所在地
(
しよざいち
)
の
書
(
か
)
き
方
(
かた
)
は、これを
日本流
(
にほんりう
)
に
大
(
だい
)
より
小
(
せう
)
への
筆法
(
ひつぱふ
)
に
直
(
なほ
)
すが、
固有名
(
こゆうめい
)
は
矢張
(
やは
)
り
尊重
(
そんちよう
)
して
彼
(
かれ
)
の
筆法
(
ひつぱふ
)
に
從
(
したが
)
ふのである。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
駆落
(
かけお
)
ちたりと申す
語
(
ご
)
、
今日
(
こんにち
)
の
国民新聞
(
こくみんしんぶん
)
に見え
申候
(
まうしそろ
)
茶漬
(
チヤヅ
)
る
的
(
てき
)
筆法
(
ひつぱふ
)
の
脱化
(
だくわ
)
とも申すべく
候
(
そろ
)
。(十九日)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
この
筆法
(
ひつぱふ
)
で
行
(
ゆ
)
けば、
富士山
(
ふじさん
)
を「
日本
(
にほん
)
チンボラソ」と
呼
(
よ
)
び、
隅田川
(
すみだがは
)
を「
日本
(
にほん
)
テムズ」とでもいはねばなるまい。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
これは
曾
(
か
)
つてわが
輩
(
はい
)
が「
國語尊重
(
こくごそんちよう
)
」の
題下
(
だいか
)
でわが
國
(
くに
)
の
國號
(
こくがう
)
は
日本
(
にほん
)
であるのに、
外人
(
ぐわいじん
)
の
訛傳
(
くわでん
)
に
追從
(
つひじう
)
して
自
(
みづか
)
らジヤパンと
名乘
(
なの
)
るのは
國辱
(
こくじよく
)
であると
論
(
ろん
)
じたのと
同
(
おな
)
じ
筆法
(
ひつぱふ
)
で
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
この
筆法
(
ひつぱふ
)
で
行
(
ゆ
)
けば、
武藏
(
むさし
)
は「ブゾー」、
相模
(
さがみ
)
は「ソーボ」と
改稱
(
かいせう
)
されねばならぬ
筈
(
はず
)
である。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“筆法”の意味
《名詞》
筆 法(ひっぽう)
筆の使い方。
文章の表現の仕方。
物事の処理の仕方。
(出典:Wiktionary)
“筆法(書法)”の解説
書法(しょほう)とは、文字を書く方法である。その三大要素として、筆法・間架結構法・布置章法がある。
(出典:Wikipedia)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“筆”で始まる語句
筆
筆蹟
筆跡
筆硯
筆太
筆者
筆頭
筆墨
筆誅
筆紙