“脱化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だくわ50.0%
だつげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駆落かけおちたりと申す今日こんにち国民新聞こくみんしんぶんに見え申候まうしそろ茶漬チヤヅてき筆法ひつぱふ脱化だくわとも申すべくそろ。(十九日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
またいう、夢の三昧さんまいに入る人は、必ずしも眠ってのみ夢を見るのではない、身を横にして眼をとざせば、雲煙がおのずからにして直前に飛び、神仙が脱化だつげして人間界に下りて来るとのこと。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)