“ひつぱふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
筆法100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本人にほんじん歐文おうぶん飜譯ほんやくするとき、年紀ねんき所在地しよざいちかたは、これを日本流にほんりうだいよりせうへの筆法ひつぱふなほすが、固有名こゆうめい矢張やは尊重そんちようしてかれ筆法ひつぱふしたがふのである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
駆落かけおちたりと申す今日こんにち国民新聞こくみんしんぶんに見え申候まうしそろ茶漬チヤヅてき筆法ひつぱふ脱化だくわとも申すべくそろ。(十九日)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
この筆法ひつぱふけば、富士山ふじさんを「日本にほんチンボラソ」とび、隅田川すみだがはを「日本にほんテムズ」とでもいはねばなるまい。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
これはつてわがはいが「國語尊重こくごそんちよう」の題下だいかでわがくに國號こくがう日本にほんであるのに、外人ぐわいじん訛傳くわでん追從つひじうしてみづからジヤパンと名乘なのるのは國辱こくじよくであるとろんじたのとおな筆法ひつぱふ
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
この筆法ひつぱふけば、武藏むさしは「ブゾー」、相模さがみは「ソーボ」と改稱かいせうされねばならぬはずである。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)