トップ
>
立聞
>
たちぎゝ
ふりがな文庫
“
立聞
(
たちぎゝ
)” の例文
『
否
(
いゝ
)
え、
些
(
ちつ
)
とも』と
云
(
い
)
つて
愛
(
あい
)
ちやんは、『
女王樣
(
ぢよわうさま
)
は
隨分
(
ずゐぶん
)
——』
丁度
(
ちやうど
)
其時
(
そのとき
)
愛
(
あい
)
ちやんは
女王樣
(
ぢよわうさま
)
が
其背後
(
そのうしろ
)
へ
近寄
(
ちかよ
)
つて、
立聞
(
たちぎゝ
)
してお
在
(
ゐ
)
でになるのに
氣
(
き
)
がつきましたから
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
お國と源次郎の
奸策
(
わるだくみ
)
の
一伍一什
(
いちぶしゞゅう
)
を
立聞
(
たちぎゝ
)
致しまして、孝助は自分の部屋へ帰り、もう是までと思い詰め、
姦夫
(
かんぷ
)
姦婦
(
かんぷ
)
を殺すより
外
(
ほか
)
に
手段
(
てだて
)
はないと忠心一
途
(
ず
)
に思い込み
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
翌日
(
よくじつ
)
ハヾトフは
代診
(
だいしん
)
を
伴
(
つ
)
れて
別室
(
べつしつ
)
に
來
(
き
)
て、
玄關
(
げんくわん
)
の
間
(
ま
)
で
又
(
また
)
も
立聞
(
たちぎゝ
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
後
(
あと
)
の事を遺言しやすから、
私
(
わし
)
イ泣き入って居る
中
(
うち
)
に、能く
寝
(
ねぶ
)
り
就
(
つ
)
いてしまいやすと、この野郎が裏から
這入
(
はえ
)
って
立聞
(
たちぎゝ
)
いしてえたもんと見えて、這入って来やアがって
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
神原四郎治との密談を
立聞
(
たちぎゝ
)
をしたが、其の事でこれを書かせるのだな、今こゝで書かなければ尚疑われる、兄の勤めている主人方へお屋敷の一大事を内通をする事も出来ん
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
殿様お
泊番
(
とまりばん
)
の
夜
(
よ
)
に、源次郎が
密
(
ひそ
)
かにお國の
許
(
もと
)
へ忍び込み、
明日
(
みょうにち
)
中川にて殿様を舟から突落し殺そうとの
悪計
(
わるだく
)
みを、
私
(
わたくし
)
が
立聞
(
たちぎゝ
)
をした所から、争いとなりましたが、
此方
(
こちら
)
は悲しいかな草履取の身の上
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞