“其背後”の読み方と例文
読み方割合
そのうしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市郎は更にひざまずいて底を覗いたが、底はただ暗いのみで何にも見えなかった。お杉は黙って其背後そのうしろに突っ立っていた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
いゝえ、ちつとも』とつてあいちやんは、『女王樣ぢよわうさま隨分ずゐぶん——』丁度ちやうど其時そのときあいちやんは女王樣ぢよわうさま其背後そのうしろ近寄ちかよつて、立聞たちぎゝしておでになるのにがつきましたから
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
けれどもつぎあいちやんはまへのつかなかつた窓帷カーテンところました、其背後そのうしろにはほとんど五しやくぐらゐたかさのちひさながありました、あいちやんはそのちひさな黄金こがねかぎ其錠そのぢやうこゝろ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)