“背後袈裟”の読み方と例文
読み方割合
うしろげさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしまもなく傷（いた）ましい事件が老売卜者の身の上に起こった。筆法を変えて描写しよう。冴えた腕だ！　背後袈裟（うしろげさ）に切った！
娘煙術師 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
「天誅！」と叫ぶと背後袈裟（うしろげさ）に、右肩から背筋へまで斬り付けた。
前記天満焼 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
「此奴（こやつ）！」と叫ぶと宗三郎、ザックリ一人を背後袈裟（うしろげさ）！
任侠二刀流 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)