トップ
>
激怒
>
げきど
ふりがな文庫
“
激怒
(
げきど
)” の例文
大統領の
激怒
(
げきど
)
である。ぐずぐずしていては、後の
祟
(
たた
)
りの程もおそろしと、
旗艦
(
きかん
)
マサチュセッツから発せられる総爆撃雷撃の命令!
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
平常、ご思慮ある将軍が、何とて、きょうばかりさように
激怒
(
げきど
)
なされますか。曹操は年来、玄徳を殺さんとしているんです。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
急
(
きふ
)
に
來
(
き
)
た
人
(
ひと
)
の
院長
(
ゐんちやう
)
だと
解
(
わか
)
つたので、
彼
(
かれ
)
は
全身
(
ぜんしん
)
を
怒
(
いかり
)
に
顫
(
ふる
)
はして、
寐床
(
ねどこ
)
から
飛上
(
とびあが
)
り、
眞赤
(
まつか
)
になつて、
激怒
(
げきど
)
して、
病室
(
びやうしつ
)
の
眞中
(
まんなか
)
に
走
(
はし
)
り
出
(
で
)
て
突立
(
つゝた
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
柔和さうに見えた小六郎が、打つて變つた
激怒
(
げきど
)
に身を顫はせて、一刀の
鯉口
(
こひぐち
)
をきつて詰め寄るのでした。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
信一郎は、平手で真向から顔を、ピシャリと、
叩
(
たた
)
かれたような侮辱を感じた。もし、相手が女性でなかったら、立ち上りざま殴り付けてでもやりたいような
激怒
(
げきど
)
を感じた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
と、
急
(
きゅう
)
に
来
(
き
)
た
人
(
ひと
)
の
院長
(
いんちょう
)
だと
解
(
わか
)
ったので、
彼
(
かれ
)
は
全身
(
ぜんしん
)
を
怒
(
いかり
)
に
顫
(
ふる
)
わして、
寐床
(
ねどこ
)
から
飛上
(
とびあが
)
り、
真赤
(
まっか
)
になって、
激怒
(
げきど
)
して、
病室
(
びょうしつ
)
の
真中
(
まんなか
)
に
走
(
はし
)
り
出
(
で
)
て
突立
(
つった
)
った。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
だが、この要求が、堀秀政の
容
(
い
)
れるところとならず、使番たちが
激怒
(
げきど
)
して帰ったことは、さきに記した通りである。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はしなくも、
遺恨試合
(
いこんじあい
)
となった
激怒
(
げきど
)
のハズミに、
才蔵
(
さいぞう
)
の
槍
(
やり
)
の
勢
(
いきお
)
いで、
虚空
(
こくう
)
にとばされた
白栴檀
(
しろせんだん
)
の
木太刀
(
きだち
)
が、そのとき、つつがなく地上に落ちてかえってくれば、なんのことはなかったのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉は、
激怒
(
げきど
)
した。かれとして、めずらしいほど
怒色
(
どしょく
)
を、
面
(
おもて
)
に出した。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“激”で始まる語句
激
激昂
激励
激湍
激越
激浪
激流
激情
激烈
激動