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湯
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とう
ふりがな文庫
“
湯
(
とう
)” の例文
夏
(
か
)
は
桀
(
けつ
)
王にいたって無道であったため、
殷
(
いん
)
の
湯
(
とう
)
王がこれを伐ち、天命をうけて天子となったが、その時、湯王は天帝に告げていわれた。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
苗字
(
みょうじ
)
は
湯
(
とう
)
、名は
隆
(
りゅう
)
、つまり
湯隆
(
とうりゅう
)
という者で、父はもと
延安府
(
えんあんふ
)
の
軍寨
(
ぐんさい
)
長官だったそうだが、軍人の子にもやくざは多い。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
湯
(
とう
)
の
盤
(
ばん
)
の
銘
(
めい
)
に
曰
(
いわ
)
く、まことに日に新たにせば日々に新たにし又日に新たにせん……こう読むのだ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
其
(
その
)
雑銘を読めば、
冠
(
かん
)
、
帯
(
たい
)
、
衣
(
い
)
、
屨
(
く
)
より、
箠
(
すい
)
[#「箠」は底本では「※」]、
鞍
(
あん
)
、
轡
(
れん
)
、
車
(
しゃ
)
等に至る、各物一々に
湯
(
とう
)
の
日新
(
にっしん
)
の銘に
則
(
のっと
)
りて、語を下し文を
為
(
な
)
す、反省修養の意、看取すべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
出した。甘くて苦くて頗るうまい。『何ですか?』と訊いて見たら、『コーヒ
湯
(
とう
)
じゃ』と言う。その頃のコーヒはこの節のと違って、角砂糖の中へ仕込んであった。砂糖ごと熱湯で解かして飲む
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
また殷の
湯
(
とう
)
王が天下を治めた時、衆人の中から賢人
伊尹
(
いいん
)
を挙げて宰相に任じたら、不仁者がすがたをひそめたのだ。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
洪水
(
こうずい
)
天に
滔
(
はびこ
)
るも、
禹
(
う
)
の功これを治め、
大旱
(
たいかん
)
地を
焦
(
こが
)
せども、
湯
(
とう
)
の徳これを
済
(
すく
)
えば、数有るが如くにして、
而
(
しか
)
も数無きが如し。
秦
(
しん
)
の始皇帝、天下を一にして
尊号
(
そんごう
)
を称す。
威燄
(
いえん
)
まことに当る
可
(
べ
)
からず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“湯”の意味
《名詞》
(ゆ)温度の高い水。
(語義1より)風呂。特に銭湯。
(出典:Wiktionary)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“湯”を含む語句
湯沸
洗湯
熱湯
茶湯
湯気
薬湯
微温湯
温湯
湯煙
湯冷
湯崗子
湯槽
白湯
湯呑
銭湯
葛湯
湯婆
湯巻
湯桶
大湯坐
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