トップ
>
薬湯
ふりがな文庫
“薬湯”のいろいろな読み方と例文
旧字:
藥湯
読み方
割合
やくとう
77.3%
くすりゆ
13.6%
くすり
4.5%
やくたう
4.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくとう
(逆引き)
おしのは
箸
(
はし
)
を付けただけで、父に
薬湯
(
やくとう
)
をのませようとしたが、「もうすぐに終るから」と云って、喜兵衛は算盤を置こうとしなかった。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
薬湯(やくとう)の例文をもっと
(17作品)
見る
くすりゆ
(逆引き)
何でも
薬湯
(
くすりゆ
)
とか号するのだそうで、
石灰
(
いしばい
)
を溶かし込んだような色に濁っている。もっともただ濁っているのではない。
膏
(
あぶら
)
ぎって、重た
気
(
げ
)
に濁っている。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
薬湯(くすりゆ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くすり
(逆引き)
「今日はどんな様子じゃな」と、まず声をひそめて、
薬湯
(
くすり
)
のにおいの中に
寂
(
しん
)
としてかしこまっている
侍女
(
かしずき
)
のものに訊くのが例であった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薬湯(くすり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
やくたう
(逆引き)
後年の自記に、阿部家に願つて、「湯島天神下
薬湯
(
やくたう
)
へ三
廻
(
めぐり
)
罷越
(
まかりこす
)
」と云ふことが度々ある。此入湯の習慣さへ既に此時よりあつたものと見える。介抱人がなくてはならなかつた
所以
(
ゆゑん
)
であらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
薬湯(やくたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“薬湯”の意味
《名詞》
薬草を煎じて出た湯。湯薬。
薬品、薬草を入れた湯船の湯。
(出典:Wiktionary)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“薬湯”で始まる語句
薬湯代
検索の候補
薬湯代
湯薬竜胆
“薬湯”のふりがなが多い著者
吉川英治
蒲原有明
谷崎潤一郎
山本周五郎
夏目漱石
国枝史郎
森鴎外
永井荷風
岡本綺堂
野村胡堂