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やくとう
ふりがな文庫
“やくとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
薬湯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬湯
(逆引き)
糧米を分け
薬湯
(
やくとう
)
を与え城中の武士を引卒して自分から親しく
罹災者
(
りさいしゃ
)
を見舞い、神社仏閣へ使者を遣わし
加持
(
かじ
)
や
祈祷
(
きとう
)
を行わせ、ひたすら病魔の退散と罹病者の
平癒
(
へいゆ
)
を願うのであった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ガラッ八の八五郎は、尋常な挨拶をして、慎み深く入って来ると、お静のくんで出した温かい茶を、お
薬湯
(
やくとう
)
のように押し戴いて、二た口三口
啜
(
すす
)
りながら、上眼づかいに
四辺
(
あたり
)
を見廻すのでした。
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
千枝松はその
薬湯
(
やくとう
)
をすすったばかりで、
粥
(
かゆ
)
も喉には通らなかった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やくとう(薬湯)の例文をもっと
(17作品)
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