“薬湯代”の読み方と例文
読み方割合
やくとうがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だまれ。いまほどな酒で酔いはいたさぬ。ほんの鬱気うつきさんじるため、薬湯代やくとうがわりに、折々、用いているまでだわ。この高時に酒進さけまいらせぬと、わが軍の士気は揚がらぬぞ、はははは」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)