“藥湯”の読み方と例文
新字:薬湯
読み方割合
やくたう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枕元にペタリと坐つたお春は、孫右衞門の額ににじみ出した汗を拭いてやつたり、藥湯やくたうせんじる手順をしてやつたり、行燈あんどん丁子ちやうじを切つたり、布團の端を押へたり、まことに行屆くのです。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
或は閃めく藥湯やくたうのフラフのごとく
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)