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薬湯
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くすり
ふりがな文庫
“
薬湯
(
くすり
)” の例文
旧字:
藥湯
「今日はどんな様子じゃな」と、まず声をひそめて、
薬湯
(
くすり
)
のにおいの中に
寂
(
しん
)
としてかしこまっている
侍女
(
かしずき
)
のものに訊くのが例であった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昼も妻戸をほのぐらく垂れこめて、
青金
(
せいきん
)
の
砂子
(
すなご
)
のみが
妖美
(
あやし
)
く光るふすまの隅に、
薬湯
(
くすり
)
の番をしている
侍女
(
かしずき
)
たちも、そこを隔てた姫の部屋を
憚
(
はばか
)
るようにして、
低声
(
こごえ
)
に答えるのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“薬湯”の意味
《名詞》
薬草を煎じて出た湯。湯薬。
薬品、薬草を入れた湯船の湯。
(出典:Wiktionary)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“薬湯”で始まる語句
薬湯代