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海草
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かいさう
ふりがな文庫
“
海草
(
かいさう
)” の例文
何處
(
いづく
)
へ
押流
(
おしなが
)
されたか
影
(
かげ
)
も
形
(
かたち
)
もなく、
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
も
一時
(
いちじ
)
は
全
(
まつた
)
く
海水
(
かいすい
)
に
浸
(
ひた
)
されたと
見
(
み
)
えて、
水面
(
すいめん
)
から
餘程
(
よほど
)
高
(
たか
)
い
屏風岩
(
べうぶいわ
)
の
尖頭
(
せんとう
)
にも、
醜
(
みにく
)
き
海草
(
かいさう
)
の
殘
(
のこ
)
されて、
其
(
その
)
海草
(
かいさう
)
から
滴
(
したゝ
)
り
落
(
お
)
つる
水玉
(
みづたま
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
冷
(
つめ
)
たい
肌黒
(
はだぐろ
)
の
胡桃
(
くるみ
)
の木よ、
海草
(
かいさう
)
の髮を垂れ、くすんだ
緑玉
(
りよくぎよく
)
の飾をした
女
(
をんな
)
、
空
(
そら
)
の
草原
(
くさはら
)
の池に
浸
(
ひた
)
つて青くなつた
念珠
(
ロザリオ
)
、ぼんやりとした愛の
咽首
(
のどくび
)
を
締
(
し
)
めてやらうとするばかりの望、よく
實
(
み
)
を結び
損
(
そこな
)
ふ
繖形花
(
さんけいくわ
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
未
(
ま
)
だ
實見
(
じつけん
)
はしませんが、
御覽
(
ごらん
)
の
通
(
とう
)
り、
海面
(
かいめん
)
から
餘程
(
よほど
)
高
(
たか
)
いあの
屏風岩
(
べうぶいわ
)
の
尖頭
(
せんとう
)
にも、
海草
(
かいさう
)
が
打上
(
うちあ
)
げられた
程
(
ほど
)
ですから、
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
の
内部
(
ないぶ
)
は
無論
(
むろん
)
海潮
(
かいてう
)
の
浸入
(
しんにう
)
のために、
大損害
(
だいそんがい
)
を
蒙
(
かうむ
)
つた
事
(
こと
)
でせう
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“海草”の意味
《名詞》
海草(かいそう)
海水の中に生息する種子植物。海藻(藻)とは異なる。うみくさ。
海中に生える藻や草の総称。うみくさ。
(出典:Wiktionary)
“海草”の解説
海藻
海草(かいそう、en: Seagrass)は、水草の一種で、海域に生育する種子植物。
胞子で繁殖する藻類の「海藻」とは特徴が大きく異なる。しかし「海藻」と同音異義語で、しばしば両者の混同を招く場合があるため、区別の観点から海草を「うみくさ」と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人