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明智
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めいち
ふりがな文庫
“
明智
(
めいち
)” の例文
と、
蔦之助
(
つたのすけ
)
はまた
悶々
(
もんもん
)
とだまって、いまはただ、この民部の
頭脳
(
ずのう
)
に、神のような
明智
(
めいち
)
がひらめけかし、とジッと
祈
(
いの
)
るよりほかはなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、それにもかかわらず、この先天的殺人者は大探偵ガンスの
明智
(
めいち
)
の前にはかなくもやぶれ去ったのであるが。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
川へ
流
(
なが
)
したるに女の首のみ
柳
(
やなぎ
)
の
枝
(
えだ
)
に
止
(
とまり
)
たるは則ち
縁
(
えん
)
も引ものか
左右
(
とかく
)
怪
(
あやし
)
き所なり
必定
(
ひつぢやう
)
此公事は願人共の
不筋
(
ふすぢ
)
ならんと
流石
(
さすが
)
明智
(
めいち
)
の
眼力
(
がんりき
)
に
洞察
(
みぬか
)
れしこそ畏こけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一門方
(
いちもんがた
)
幼君
(
えうくん
)
の
明智
(
めいち
)
に
感
(
かん
)
じて、
少時
(
しばらく
)
はたゞ
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあは
)
されしが、やがて
御挨拶
(
ごあいさつ
)
に
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
明智
(
めいち
)
の
裁
(
さば
)
きに享楽するといった肌合いの男です。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
榮
(
さか
)
ゆる事天の
惠
(
めぐ
)
みとは
云乍
(
いひなが
)
ら一ツには大岡越前守殿の
明智
(
めいち
)
英斷
(
えいだん
)
に
依
(
よ
)
るものなりと
專
(
もつぱ
)
ら
當時
(
たうじ
)
人々
(
ひと/″\
)
噂
(
うはさ
)
をなせしとぞ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
盡
(
つく
)
されしは京都
堂上方
(
だうじやうがた
)
の
御内
(
みうち
)
に
關係
(
かゝはる
)
の事
故
(
がら
)
なればなり
然
(
され
)
ど四海に
轟
(
とゞろ
)
く
明智
(
めいち
)
の
忠相
(
たゞすけ
)
殿ゆゑ
始終
(
しじう
)
の所まで
洞察
(
みとほ
)
されて
嚴敷
(
きびしく
)
問
(
たづね
)
られければ
大惡
(
だいあく
)
無道
(
ぶだう
)
の安間平左衞門も終に白状に及び口書も
相濟
(
あひすみ
)
御
咎
(
とがめ
)
の次第を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“明智”の意味
《名詞》
はっきり知ること。
優れた知恵。
(出典:Wiktionary)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“明智”で始まる語句
明智小五郎
明智光秀
明智城
明智茂朝
明智光安入道
明智十兵衛光秀
明智平
明智房
明智軍記
明智光安