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敷
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しか
ふりがな文庫
“
敷
(
しか
)” の例文
敷
(
しか
)
せ
各々
(
おの/\
)
臥所
(
ふしど
)
に入たりける
扨
(
さて
)
翌日
(
よくじつ
)
にも成ければ武藏屋長兵衞并に長八は後藤先生へ尋ね行んと思ひ
主人
(
あるじ
)
の長兵衞へ何ぞ
土産
(
みやげ
)
をと
相談
(
さうだん
)
しけるに長兵衞は遠方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『お前が
出抜
(
だしぬけ
)
に入って来たので、私は
誰
(
だれ
)
かと思った。おゝ
喫驚
(
びっくり
)
した。』と
直
(
す
)
ぐ床を
敷
(
しか
)
して休んで
了
(
しま
)
いました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
八ヶ月位であろう どうか育ちそうでもあるから。急に男共に手当をさして。まず例に
依
(
よ
)
って暖かい
味噌
(
みそ
)
湯を母牛に飲ませ。寝わらを充分に
敷
(
しか
)
せ
犢
(
こうし
)
を母牛の前へ持来らしめた。
牛舎の日記
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
お
厭
(
いと
)
ひなくば
其所
(
そこ
)
は
冷
(
ひえ
)
れば
此方
(
こなた
)
にてと座敷の中へ
花莚
(
はなござ
)
を
敷
(
しか
)
せて
二個
(
ふたり
)
を
招
(
せう
)
ずるに此方は喜び
有難
(
ありがた
)
き旨を
演
(
のべ
)
つゝ上へ登り
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
を
解開
(
ときひら
)
き辨當を出し
吹筒
(
すゐづつ
)
の酒を飮んと
爲
(
なし
)
けるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
オヤ/\
乃公
(
おれ
)
は隠して置いた酒さえも
何時
(
いつ
)
か
他人
(
ひと
)
の
尻
(
しり
)
の下に
敷
(
しか
)
れて
了
(
しま
)
うのか、と自分の運命を
詛
(
のろ
)
ったのです。詛うと言えば
凄
(
すご
)
く聞えますが、実は僕にはそんな
凄
(
すご
)
い
了見
(
りょうけん
)
も
亦
(
ま
)
た気力もありません。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“敷”の意味
《名詞》
(しき)物の下に敷くもの。
(しき)船の底の部分の材料。かわら。
(しき)敷金・敷き布団などの略。
(しき)秋や冬の頃、夜の海で魚群が白くなって見える現象。
(出典:Wiktionary)
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“敷”を含む語句
六ヶ敷
風呂敷包
敷布
忌々敷
折敷
宜敷
敷物
畳敷
委敷
桟敷
座敷
棧敷
間敷
上敷
屋敷
敷衍
座敷牢
下座敷
敷詰
大風呂敷
...