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『牛舎の日記』
ふりがな文庫
『
牛舎の日記
(
ぎゅうしゃのにっき
)
』
午前運動の為め亀井戸までゆき。やや十二時すぐる頃帰て来ると。妻はあわてて予を迎え。今少し前に巡査がきまして牛舎を見廻りました。虎毛が少し涎をたらしていました故鵞口瘡かも知れぬと申して。男共に鼻をとらして口中をよおく見ました。どうも判然はわか …
著者
伊藤左千夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「ほとゝぎす 第四卷第五號」1901(明治34)年2月28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
帰
(
かえっ
)
鳴
(
ない
)
敷
(
しか
)
飲
(
のみ
)
鳴
(
なく
)
許
(
ばかり
)
為
(
た
)
置
(
おい
)
怪
(
あやし
)
如何
(
いかが
)
或
(
あ
)
矢張
(
やはり
)
果
(
はた
)
一間
(
いっけん
)
度
(
たび
)
差支
(
さしつか
)
就
(
つい
)
依
(
よっ
)
其
(
そ
)
犢
(
こうし
)
之
(
これ
)
云
(
い
)
今暁
(
こんぎょう
)
遂
(
つい
)
以
(
もっ
)
視
(
み
)
見廻
(
みまわ
)
依
(
よ
)
糟毛
(
かすげ
)
筈
(
はず
)
稍
(
やや
)
届出
(
とどけい
)
盛
(
さかん
)
猶
(
なお
)
如
(
ごと
)
牡犢
(
おすこうし
)
差支
(
さしつかえ
)
涎
(
よだれ
)
死犢
(
しとく
)
此
(
この
)
椀
(
わん
)
分娩
(
ぶんべん
)
勿論
(
もちろん
)
故
(
ゆえ
)
午后
(
ごご
)
悉皆
(
しっかい
)
味噌
(
みそ
)
徃
(
い
)
喰
(
く
)