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手負
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ておひ
ふりがな文庫
“
手負
(
ておひ
)” の例文
しかし、
一
(
いち
)
自動車
(
じどうしや
)
の
手負
(
ておひ
)
如
(
ごと
)
きは、ものの
數
(
かず
)
でもない、
戰
(
たゝか
)
へば
勝
(
か
)
つ
驕將
(
けうしやう
)
は、
此
(
こ
)
の
張中
(
ちやうちう
)
の
説
(
せつ
)
を
容
(
い
)
れなかつた。
勇
(
ゆう
)
なり、また
賢
(
けん
)
なるかな。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
矢庭
(
やには
)
に二人とも
生捕
(
いけどり
)
引立
(
ひきたて
)
しは心地よくこそ見えたりけり
依
(
よつ
)
て二人とも入牢申付られしが吉原に
在
(
あり
)
し
手負
(
ておひ
)
の平四郎は四日
目
(
め
)
に
相果
(
あひはて
)
し故
檢視
(
けんし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私は障子越しに伯父を突きました——その時狂ひ立つた
手負
(
ておひ
)
の伯父に
掴
(
つか
)
みかゝられて、前に居たお北さんは血を浴びたのです。
銭形平次捕物控:180 罠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
月の光に漂ふは
手負
(
ておひ
)
載
(
の
)
せたる船
一艘
(
いつさう
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
手負
(
ておひ
)
の鷲の巣にかへり
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
呼出
(
よびいだ
)
され一通り尋ねらるゝに
若
(
わか
)
い者左吉重次郎千次郎の三人
手負
(
ておひ
)
の趣き又盜まれし千兩は一昨日
蓮池
(
はすいけ
)
御藏より受取候金子にて殘らず私し方の
極印
(
ごくいん
)
を打置候と見本の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手負
(
ておひ
)
のお嘉代が、無理に身體を起さうとするのを、平次はやつと押へ乍ら
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ああ、わが唇は
手負
(
ておひ
)
の
接吻
(
せつぷん
)
を受く。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
遁
(
のが
)
るゝ
筈
(
はず
)
なし何か身に
覺
(
おぼ
)
え
有
(
あ
)
ればこそ
姿
(
すがた
)
を
隱
(
かく
)
せしと
見
(
み
)
えたりと
云
(
いふ
)
中
(
うち
)
疾
(
はや
)
夜
(
よ
)
も明渡りしかば
早速
(
さつそく
)
町奉行
(
まちぶぎやう
)
大岡
越前守殿
(
ゑちぜんのかみどの
)
へ
訴
(
うつた
)
へ出けるに
檢使
(
けんし
)
の者來りて
疵
(
きず
)
を
改
(
あらた
)
め
手負
(
ておひ
)
の者に
樣子
(
やうす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
“手負”で始まる語句
手負猪